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三等三角点
 大阪府と京都府の県境に設置された三等三角点「峯」。 ほとんど人が踏み込まない山の三角点は、120年以上前に設置されたとは思えないほど、きれいな標石だった。 この三角点の取り付き付近で、地元の方にこの山への登り口を尋ねた。 昔に木を伐採していたときはここから登れたが今は廃道で登れないとのことだった。 行って見ると確かにすごい薮が待ち受けていた。 それでも右側の薮の下を潜ってみると、植林された杉林に出た。 後は尾根を目指しなんとか三角点にたどり着くことができた。  なお、国土地理院の「点の記」に記載された所在地は、大阪府の旧住所だが、この埋設場所は京都府亀岡市に位置する。 なんか変ですね。
基準点コード TR35235333801
点名 峯 (みね)
種別等級 三等三角点
標識番号
標高 555.66m
設置日 1890年(明治23年)5月15日
展望 不可
地形図 京都及大阪−広根−妙見山
所在地  大阪府豊能郡東能勢村牧字大井山21番地
地図・軌跡 GoogleMap & RouteMap
探訪日 2011年8月6日
三角点へのルート
 国道423号線、大阪府と京都府の境。ニュー神地というお店の近くの三差路で左折、次の分岐も左折、集落に入り大きな家の横を左折、畑の横を通って取り付きへ。薮の下を潜って山に入る。薮は最初だけで杉林になる。後はピークを目指せば三角点に達する。(国道から約50分)  帰りは、地図の破線部分、谷道を進んだが、こっちは深い笹薮で、廃道だった。


三角点の周辺
東側から見た三角点のある里山 山里の味「ニュー神地」 大きな家の横を取り付きに向かう
畑の奥から山への取り付きへ 道なし。薮のすき間から山へ 杉林の中を三角点に向かう

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